弁護士ドラマ、Suits より、先輩弁護士のハーヴィーが後輩弁護士のマイクに説明します。
「ペーパーカンパニー (ダミー会社) にはシェルカンパニーとシェルフカンパニーがあるんだ。」
ドラマの1シーンではあるのですが、とても興味深い内容です。
Shell company : いわゆる、ペーパーカンパニーを英語でシェルカンパニーといいます。由来は、shell (貝殻) は外見上は存在しているように見えるが、中身がないことから来ています。
ビジネス活動を行わず、不法行為で利用するために設立することもあります。
Shelf company : 似ていますが、こちらは意味が異なります。shelf は棚と言う意味。売却目的で設立され、店の棚の上に並んだ商品の様に買い手を待っていると言う事だそうです。こちらも登記されてはいますが、事業活動を始めていません。
ドラマや映画は、エンターテイメントとして楽しむだけでなく、知識を得たり、情報源となったり、思わぬ貴重な役割を果たすこともあります