さすが! って、英語では?
日本語では普通に使うのだけれど、英語ではなんていえばいいの? ちょっと悩んでしまう日本語表現を英訳してみましょう。
今日は 「さすが!」です。
英語を学ぶに連れて、改めて日本語という言語を知ることができる、と実感している方も多いと思います。日本語は、良い意味で曖昧さの多い言語ですね。全てを含まなくても、文として成立します。
今回の、「さすが!」は、「さすが、〜だからそんなことができるのですね。」を短くした形です。状況がわかれば、それだけで言いたいことが十分伝わります。
娘: 英語の中間テスト、85点だった!
母: さすが! 頑張ったね。
これを英訳してみましょう。
Daughter: I got 85 points on the mid-term English test.
Mother: That’s my daughter! You did it very well.
「それでこそ私の娘だわ。」という意味合いですね。しかし、「さすが!」がいつも、この表現でOKとは限りません。
同じ内容でも、聞き手が異なると、状況が変わります。
女生徒1: 英語の中間テスト、85点だった。
女生徒2: さすが! 頑張ったね。
Girl 1: I got 85 points on the mid-term English test.
Girl 2: That’s great! You did it very well.
この場合の 「さすが!」は、それはすごい!と友人の快挙を讃える形です。
英語の「さすが!」は、状況に応じて色々変わります。日本語のように、どんな状況でも「さすが!」で済ますことはできません。