「タッチパネル」は、英語じゃないの?
ネイティブには通じない和製英語 (ジャパニーズイングリッシュ) をご紹介します。
私たちの生活の中で、タッチパネルに触れている時間は、1日に何時間あるのでしょう?
スマホを操作しているときはずっとタッチパネルに触れているわけだから、2時間ぐらいかなぁ?
いえいえ、もっとあると思います。
タッチパネルは、スマホ以外でも広く使われています。例えば、電車の切符を買うとき、予約した演劇や映画のチケットを劇場で発行するとき、ATMで口座からお金を下ろすとき、スーパーのセルフレジで支払うとき、コピーするとき、そうそう、家電やカーナビにも!
私たちの毎日の生活は、もう、タッチパネル無しでは成り立ちません! それなのに、タッチパネルが和製英語なのは、とても残念です
Touch Screen
が正しい英語です。
英語の panel の定義は、「ドアや壁などのような、広い範囲の平面的な板」ですから、タッチパネル という名称は、少々違和感があるかもしれませんね。その点、screen の定義は、「絵や情報を見るテレビやコンピュータなどの平らな前面」ですから、こちらの方がぴったりですね