will の否定形は won’t ! ー なぜ、willn’t じゃないの?
何年か前、生徒さんからこんな質問を受けました。
will の否定形は、won’t ということはわかるのですが、なぜ、willn’t じゃないんですか? will のどこにも o がないのに!
長年大人の生徒さんを対象に英語をご指導していると、ハッとする質問を受けることがあります。そのハッとする度合いのなかでも、トップクラスのハッとする瞬間でした。
なぜだろう??? 何十年も英語に関わってきているのに、不思議に思ったことさえなかった
すぐにお答えできず、1週間後にご説明します、というお約束をしました。いろいろ調べたところ、
will は助動詞ですが、その起源はドイツ語の「望む」という意味の wyllan という動詞だそうです。その後長年の間にいろいろ変形して、will とwoll の両方が使われていたそうです。(他の説ではwillの過去形がwoll)
否定形では、will notとwoll notの両方が存在しました。しかし、willn’tは発音しずらい、などの理由で、woll notの省略形のwon’tが使われるようになったのです。
結果的に、肯定形では will、否定形では won’t が一般的になりました。
ところで、know はその昔〔クノウ〕と読まれていたそうですが、読みにくいので 〔k〕を読まなくなったことは以前のブログでご紹介しました。
英語は昔から多くの人に使われている言語ですから、使いやすさを追求してどんどん変化していくのですね。できれば、100年後そんなグローバル言語である英語がどんな進化を遂げるのか見届けたいのですが、それはちょっと無理ですね(涙)